
2024年10月3日~4日に金沢で開催された「第18回次世代を担う若手のための医療薬科学シンポジウム」において、当薬剤部の小俣裕司薬剤師が、九州大学薬学研究院 薬剤学分野(小柳 悟教授)との共同研究成果を発表し、見事、優秀発表賞を受賞しました!
今回の受賞は、小俣薬剤師のたゆまぬ努力と、当薬剤部全体の研究力向上への貢献を示すものです。当薬剤部では、今後も患者さまへのより良い医療提供を目指し、薬剤師一人ひとりが専門性を高め、質の高い研究に取り組んでまいります。小俣薬剤師の今後の活躍にご期待ください!
発表の機会を頂いた内田教授、廣田准教授をはじめ薬剤部の皆様、ならびに大学院でご指導いただいている薬学研究院薬剤学分野の小柳教授に感謝申し上げます。本研究ではP糖タンパク質発現上昇による乳がん細胞の抗がん剤耐性獲得に「環状RNA」「microRNA」といったnon-coding RNAが関与していることを明らかにしています。今後はこのような基礎的な知見を基盤にして、薬物治療の最適化という形で患者さまに貢献できるよう、臨床業務・研究活動ともに全力で取り組んで参ります。