九州大学病院 薬剤部

先輩の声

先輩の声 8年目Nさん

多種多様な薬剤業務を経験し、
新たな目標が見つかりました。

8年目Nさん

8年目Nさん

  • 日本病院薬剤師会精神科専門薬剤師
  • 日本病院薬剤師会生涯研修認定薬剤師
2007年4月~
春季研修生
2007年7月~
職員として採用
調剤・病棟業務に従事(精神科担当)
2014年4月~
薬品情報係に配属、DI業務に従事
仕事をする上で重要なことは?

コミュニケーションを大切にすることです。

どんな仕事でも、一人だけの力で良い結果を得ることはできません。力を合わせてより良い仕事ができるように、日頃から積極的にコミュニケーションをとることが大切です。薬剤部の職員間はもちろん、医師・看護師など、多職種とも良い関係を築けるように、基本は“笑顔”で、“元気よく”、失敗したら反省すべきところは反省し、“いつまでも引きずらない”ことを心掛けています。

九州大学病院薬剤部を選んだ理由は?

いろいろな薬剤師業務を
経験したかったから。

私が就職活動を行っていた頃、「薬剤師になりたい」という気持ちはありましたが、薬剤師になってどのような仕事をしたいのか、具体的な目標や、将来像を描くことはできませんでした。
多様な薬剤師業務を実践している大学病院の中で経験を積むことによって、自分が本当に興味のある領域を見つけたいという気持ちから、九州大学病院薬剤部を選んだように思います。

やりがいを感じるときはどんな時ですか?

研究活動によって得られた成果が実際の医療現場に生かされた時。

大学病院では、日常業務、教育に加え、「研究」も薬剤師の大切な仕事です。日常業務の中で生じた問題点から研究テーマを見出し、解決に向けた取り組みを論文として発表することによって、多くの患者さんの治療に貢献できる可能性があります。
具体的には、抗がん剤による静脈炎リスク因子に関する研究の成果をもとに、エピルビシンやベンダムスチンの治療レジメンを変更したり、精神科薬剤師業務に有用なツール開発を行い、薬物療法モニタリングの効率化を実現したりと、時間をかけてチームで取り組んだ研究テーマが実臨床に生かされた時に、最もやりがいを感じています。

今後の目標は?

精神科医療への薬剤師の貢献、効率的な
医薬品情報提供・共有システムの構築。

現在、学会や研修会等を通じて知り合った全国の精神科薬剤師と協力して、様々な取り組みを行っており、この活動の輪を広げることで、精神科医療に薬剤師がさらに貢献することを目標としています。 また、DI室職員一丸となって、効率的な医薬品情報提供・共有システムの構築に取り組んでいます。

後輩の方へ一言

何をやるかはあなた次第、実現するための環境はここにあります。

あなたは、薬剤師になって何をやりたいですか?
私の場合、多種多様な薬剤師業務を経験する中で、新たな目標が見つかりました。
既に明確な目標を持ちそれを実現したいと考える人はもちろん、様々な業務に触れることで、やりたいことを探したいと考える人にとっても、恵まれた環境がここにあります。一緒にチャレンジしてみませんか?